あなたは『強いチーム』と聞いたとき、どのようなチームの状態をイメージしますか?
・目標に向けて一体感がある?
・選手たちは、自分を犠牲にしてでもチームのために尽くしている?
・一人ひとりの競技レベルが高く、ポテンシャルも高い選手が集まっている?
多くのチームや選手たちへ同じように尋ねると、『強いチーム』状態を表すキーワードは多くの部分で共通しています。
ところが、、、『強いチーム』の理想像はイメージできているのに、その理想のチーム状態を実現できないチームがとても多いことも事実です。
私たちは、『チームビルディング・プログラム』を提供することで、『あなたの思う理想の強いチーム』をつくるサポートをしています。
【チームビルディング】とは、
複数のメンバーが集まった「集団(グループ)」が、共通の「目的」や「目標」を目指し、メンバー一人ひとりの能力や長所、リソースなどを最大限に活かしながら、一致団結して進んでゆくチームづくりのプロセスのことです。
そのプロセスの中で、メンバー同士の化学反応が起こり、互いに互いの能力を引き出し合ったり補完し合い、長所を活かし短所を埋めあうことで、『フローなチーム』状態が造られ、想像を超える結果を生み出すことができます。「1+1=2」ではなく、「1+1=∞」となる所以です。
一方で、メンバー一人ひとりがバラバラな状態だと、互いに悪影響を及ぼしあい、結果として個々人のパフォーマンスが下がってしまったり、持っている能力が最大限に発揮されなくなってしまうことも多々あります。
単なるグループという集団は、『チーム』になって初めて、想像を超えるほどの結果を生み出すことができるのです。
チームは「生き物」です。
特にチームスポーツでは、メンバーの入れ替わりも頻繁にあり、メンバーの数が多数に及ぶこともあります。すると、チームには一人ひとりの様々な心理的作用が働いたり、関係性も複雑になり、メンバーの組合せによって、チームパフォーマンスが上下することもよく起こることです。たとえ能力の高い個人が集まるチームでも、チームとして最大限のパフォーマンスを発揮できなければ、望む結果を手にすることはできません。
一方で、能力がそこそこの個人が集まるチームでも、チームとして最高のパフォーマンスを発揮できるチーム状態ならば、望む結果を手にすることも可能なのです。2015-16シーズンに、イングランド・プレミアリーグで、日本代表・岡崎慎司選手の所属するレスター・シティFCが優勝しました。レスターに所属する選手たちは、全員がそれぞれに、「ここで一花咲かせてやる!」「このままでは終われない!」というハングリーな気持ちを持ち合わせ闘っていたと聞きます。まさに「所属する選手一人ひとり」の能力が最大限に発揮され、化学反応が起こり、チームとしてのパフォーマンスが最大化して引き寄せた結果の好例と言えます。
チームビルディング・プログラムは、プログラムで体験したことを「日常」の生活・トレーニング・試合や大会で活かしていくことが狙いです。「日常で活かす」ことを前提に行うことで、よりチーム力向上へ役立てることができます。
そこで成功の為に大切なポイントとして、下記3点を重要視しています。これは、プログラムの場で、
を目的に、プログラム開始前に互いに約束をして頂く内容にもなっています。
また、プログラムではファシリテーターが参加者に知識を直接教える、というスタンスではなく、「引き出す」「話し合いや考えを促進する」「一人一人に内在する感覚や能力を側面から支援する」という関わり方をします。なぜなら、参加者自身が自分で「あ!そうか」と気づくことが、プログラムの体験を日常で活かし、主体性を発揮していくためのポイントだからです。